座間駅前時計塔は座間中央ロータリークラブにより昭和62年に座間駅構内に設置され、30年以上の時を刻み続けていました。

現在は子供からご高齢の方々が当たり前のように携帯電話を持ち、腕時計さえしない方が増えております。しかし当時は、携帯電話を持つ方がいないことや、腕時計をしない子どもたちのため、正に『市民のため』に少しでも日常生活のお役に立てば・・・と云うロータリーの活動目的である『奉仕の理念を実践すること』から設置されたものと推察いたしますが、平成30年9月初旬にその時計塔が動きを止めてしまいました。

多くの市民の方々からロータリークラブという表示を見て『時計が止まっている』『早く直してほしい』『座間駅の寂れの象徴になっている』など、様々なご意見が当座間ロータリークラブに寄せられ、本来であれば時計塔を設置した座間中央ロータリークラブに修理を依頼すべきところでありましたが、残念なことに数年前に座間中央ロータリークラブは解散されており、修理の依頼をお願いすることは叶わない状況でした。
当座間ロータリークラブとしては座間中央ロータリークラブの奉仕事業(時計塔設置)に関知しておらず、所有権及び管理責任は無いためどのように対応してよいのかすら分からず、先は見えませんでした。

ロータリークラブとは、『各々のロータリークラブが独自の奉仕活動をしていることが基本』とする国際奉仕団体であり、当座間ロータリークラブは、確かにロータリークラブと云う同じ国際奉仕団体に所属してはいるものの、活動が違います。
しかしながら、同じロータリークラブと云う奉仕団体として事業は違えども道義的観点から、座間市民の皆さまや駅利用者の皆さま方から時計を直してほしい、と云うご意見を無視することは出来ず、会員のほとんどが座間市内に事業所を置き、生活をしており、『今、何をすべきか』と一人一人が熟慮に熟慮を重ねた結果を座間市役所の皆さま、小田急電鉄の皆さまにご相談し、時計塔存続に向けての話し合いの場を設けさせて頂き一つの結論にたどり着くことが出来ました。

現在、当座間ロータリークラブが時計の修理を実施し約2か月止まっていた時計は正常に動いており、市民の皆さんも安心されていると思います。今後の時計塔の維持管理について、株式会社 ファーストKさまのご厚意により対応していただけることに成りました。
座間駅前時計塔が今後も市民のために当たり前の様にある存在として街のランドマークであり続けてほしいと切に願います。